東京大学大学院に進学します

皆様お久しぶりです.
「私が休学を決めるまで」を書いてから2年ほど経ちました.

 

t-ritama.hatenablog.com

 

この記事は5600RT,5700favという凄まじいバズり方をして大変多くの応援と支援をいただきました,それをもとに,なんとか休学せずに大学院進学の見込みが出来たため,今年の夏に大学院受験をし,無事合格しました.
本当にありがとうございます.あの記事を書いてからこのような形になるとは思ってもみませんでした.
もし,私が10年前の大学生であったらこのように支援をいただくこともできなかったでしょうし,大学卒業すら困難であったかもしれません.
本当に色々恵まれました.うれしい限りです.


来年からの東京大学での生活のことを少しお話したいと思います.
東京で一人暮らしとなりますが,住居確保の問題はなんとかなりそうで,この点は安心しています.

 

ただ,金銭的な支援が得られない状況は変わっておらず,アルバイトをしながら大学院生活をすることとなります.
先日,配属先の先生と面談を行い,現状の報告や,授業料免除に関する相談などをしてもらってきました.

そこで「修士一年生では独立生計が認められない」ことが分かりました.
東京大学修士課程の学生に独立生計を認めていますが,それには「前年度の独立生計の実績」が必要になります.
東京大学は学部学生の独立生計は認めていませんので,私の学部生活は実質的に独立生計ですが,東京大学基準では独立生計ではありません.よって修士一年生の私に対しては「前年度の独立生計の実績」がない状態になり,授業料免除の規定を満たしません.

よって,入学金282,000円,授業料535,000円の合計で817,000円は免除されず1年間で払うことになります.

また,東京大学の学生生活実態調査報告書によると,一人暮らしの支出額の平均値は月131,870円らしく,131,870円*12ヶ月=1,582,440円(約160万円)となります.
教務に問い合わせたところ,日本学生支援機構の第一種奨学金は機関保障で借りられる可能性があるらしく,月額88,000円の貸付をいただけると考えています(本当かは分かりません).
単純計算で1年目の費用が約135万円(奨学金を借りられるとして)となり,やはり非常に厳しい状況で大学院生活をすることになりそうです..
現在の生活から考えて生活費は年間160万かかることはさすがにないんじゃないかと考えてはいますが,入学金と授業料の81.7万円はどうすることもできません.

 

また,大学で研究するにあたって,学費や生活費を自分で稼ぐことというのは非常に大きなハンデとなることを現在の研究生活で理解しました.
現在,趣味の時間を減らして生活のかなりの部分を研究に充てていますが,やはり時間的なハンデと精神的なハンデがかなり大きく大変です.

以上より,休学をしようと思っています.東京大学において,修士での休学は合計2年間出来るようで,休学の猶予が2年間あれば無事修了できると考えています.
休学中,支援していただいた方にお礼に伺ったり,自分が将来何をしたいかしっかり腰を据えて考えたり,大学院での研究も進めつつ,修了に向けて学費や生活費を稼いで行きたいと思います.

 

今回もありがたいことに「支援をしたいから窓口を用意して」と仰ってくださっている方がいらっしゃり,そのアドバイスを受けて,Polcaというクラウドファンディングアプリで窓口を用意することにしました.
もし支援をしたいという方がいらっしゃいましたら,是非よろしくお願いします.学費,生活費などに使わせていただきます.

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↑polcaへのリンクとなります

 修了しましたので支援していただける方はAmazonウィッシュリストからお願いします.

 

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また,現在掛け持ちしている4つのアルバイトは,進学につきすべてやめることになり,また新しくアルバイトを探さねばなりません.
もし,都内で良いアルバイト先を紹介していただける方がいらっしゃいましたら,連絡をいただけるとありがたいです(@T_ritamaまでDMをいただけると確実だと思います).
特に家庭教師について述べますと,高校2,3年(数学,物理,化学),中学1年(数学)の家庭教師の経験が計3年間あります.
中学不登校から大学受験をしたので,大学受験(理系科目)は教えられますが,中学受験,高校受験は教えられません(勉強に対するアプローチや,0から大学受験する方法などを教えることはできます).よろしくお願いします.

 

 

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