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””休学費””によって困る学生を見て

最近、TLを騒がせている記事がある。

 

www.manazooooo.com

日本女子大学に通っていた学生が留学する際、休学費に悪戦苦闘した記事である。私もこれから休学する予定があり、他人事と思えなかったので記事にした。

 

t-ritama.hatenablog.com

私が休学を決めた理由は上記事にて書き殴ったのでこの記事では省略する(初めましての人は見てほしい)。

 

 

休学費とは?

 

 

現在の大学では、国立大学では休学するときに学費は徴収することはないが、私立大学では、休学する際にお金が必要になる。授業も受けていなく、サービスをうけることもないのに費用がかかる。

 

大学における休学は、学長(又は委任を受けた学部長)の許可が必要である。
一般的に学期単位での休学となる。休学すると、その学期の授業料が半額程度まで減額、もしくは全額免除となる(この場合、別に在籍料を徴収される場合もある)が、在籍期間としてはカウントされない。したがって、休学した年月分だけ余計に卒業年月が延びることになる。また、休学期間は最長4年までとされており、それを超過すると除籍となる。(wikipediaより)

 

wikipediaによると、休学すると授業料が減額されるらしい。「本来徴収されるものが減額される」という感覚らしく、だいぶ学生の感覚とずれているような気もする。

 

休学費がかかるとどうなるか

 

 大学生活が金銭的面で詰む学生が出てくる。文科省のデータによると、休学者の休学理由の15%は経済的理由である。これはなんと留学で休学する人よりも多い。経済的事情で休学せざるを得ない人は非常に多いのだ。

 例えば、この日本女子大学の学生は休学に一年66万円の費用がかかった。よって、学費が払えなくなってしまった場合に休学して学費を稼ぐということが非常に困難である。そういう状況に陥ってしまった人は授業料免除か奨学金を上手に活用するかもう退学する他ない。実際、同文科省のデータによると、退学理由は「経済的理由」が一番多い。「学業不振」や他の理由よりも多い。休学費が安い私立大学でも私の例のように金銭的に非常に厳しい状況でありながら授業料免除や奨学金を受ける権利のない学生がこのような大学に通っていたら卒業することはまず不可能であろう。このような学生はたくさんいるのではないかと推察できる。

 休学費は安くなっているらしい?

 

 国立大学も昔は休学費が存在したらしく(調べたがソース見つからず)私立大学も最近では休学費は安くなっている傾向にあるらしい。例えば、明治大学は2011年から学費の半額の休学費を取りやめ、在籍費として年間8万円を徴収するようになった。他にも諸費用はかかるようだが、学費の半額である休学費のことを考えると非常に安くなっている。他にも休学可能期間の延長や整備が行われた。これらにより、非常に休学しやすくなったことが分かる。

休学制度改正について - 明治大学(http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/1301636050.pdf)

 また、ICUでも2014年に授業料の1/3から在籍料は1学期3万円、1年間9万円に変更すると発表された。ここに教務のインタビューが掲載されているので参考にされたい(http://weeklygiants.co/?p=2531)。ここでは、合理的な理由のない高額な休学費、休学費が障害となり学業に支障が出るなどの言及がされている。また、休学費の減額により、退学者の減少による授業料収入の増加も見込まれるとも書かれており、様々な理由により休学費が安くなったり、在学費に取り替えたりすることも多い。

増える経済的理由の退学者

 

 経済的理由で退学する人は増え続けている。大学進学率の増加など、経済的に十分でない人が大学に進学する場合もあるであろうが、休学費の減少の傾向にもかかわらず、経済的理由での退学者は増え続けている。全国の大学が経済的に恵まれない人のサポートをどんどん充実させているという印象があるが、実態はそこまで伴っていないように思えた。



学生の中途退学や休学等の状況について - 文部科学省

(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/10/__icsFiles/afieldfile/2014/10/08/1352425_01.pdf)